#技術書典 5に初サークル参加してみてよかったこと、つらかったこと

10月8日に開催された技術書典5にて初めてサークル側で参加した際の記録です。

サークル参加してみてよかったこと

  • 執筆するために短期間で一気に情報を頭に詰め込める
  • ご近所サークルさんとの交流が楽しい
  • 自分の本についての感想を見かけるとうれしい
  • 締め切りドリブンはやはり偉大

サークル参加してみてつらかったこと

  • 労働 + 原稿執筆の負荷
  • 印刷部数の見極めが難しい
  • オペレーションによる体力の消耗が激しい
  • 頒布物購入に手が回らない

イベント終了後は帰宅するのもやっとな程疲れ切っていました…それでも、心の底から楽しかったと言えるような体験をすることができました。

回を重ねるごとにサークル参加者も一般参加者も増加している技術書典ですが、今回も素晴らしい祭典でした。

運営の皆様、本当におつかれさまでした…!

ここからは、イベント当日に至るまでのお話です。

サークル参加を決意するまで

前回の技術書典4に初めて一般参加したことがきっかけでした。

「一般参加でこれだけ楽しいのだから、サークル参加したらもっと楽しいに違いない」と考え、次回開催は出展側で参加することを決意しました。

しかし、いざサークル参加申込みが始まってみると尻込みしてしまうもので、そんな折 DNSをはじめよう で有名なmochikoさんの記事が目に飛び込んできました。 note.mu この記事に背中を押してもらい、なんとかサークル参加申込みを完了しました。

サークル参加確定したあと

テーマを決める

兎にも角にもまずは本のテーマ決めです。

  • WEBフロントエンド系(現在業務で携わっている分野)
  • 積読しがちな自分でもサクッと読める
  • 自分が読みたいと思える

これらを念頭に、「図でざっくり分かるWEBフロントエンドの歴史本」というテーマに決定。

セルフ締め切りを守ることが苦手な自覚があったので、友人にレビューをお願いすることで 「xx日までには書きあげなければ」という状況をつくりました。

原稿作成

原稿制作ツールはInDesignを使用しました。InDesignを使用するのは今回が初めてだったのですが、IllustratorPhotoshopAdobe製品にはそれなりに親しみがあったのでいける…と思いきや目次周りでハマりまくったのでやはり事前に慣れておくべきでした…。 また、今回は表紙や年表、DLカード等のデザインもすべて自分で手がけることにしたので、そちらのデータ作成も同時に進めました。

一気に書き上げた後、テーマやレイアウトをもとに内容を削る作業に入るのですが、この段階で結構な量がお蔵入りになってしまいました… とはいえ、今後のブログや登壇のネタになると考えると、無駄どころか寧ろ恩恵なのかもしれません。

いざ印刷所へ入稿

原稿、表紙、ポスター等のデータが完成し、いよいよ印刷所へ入稿! 今回は技術書典のバックアップ印刷所である日光企画さんを利用させて頂きました。しかし案の定うっかりスキルを発動してしまい、

  • 平綴じ本表紙の背幅計算ミス
  • 表1.4(裏表)が逆

をやらかしてしまったのですが、日光企画さんから電話をいただき事なきを得ました…。日光企画さんの懇切丁寧な対応に感謝しかありません。

(強いて言うならばフォームの入力項目が多いので、localStorageに保存してくれるようになるといいな…と思いました)

その他事前準備

電子版ダウンロード用に、QRコードとパスワードを記載したカードを作成しました。普通にプリントパックの名刺カード印刷で注文しました。 その他ブース設営の備品として、

敷布、ポップスタンド、ブックスタンド、見本誌用ブックカバー、カッター、ハサミ、水性ペン、スケッチブック、養生テープ

など定番ではありますが、必要そうなものをamazonでポチりました。

イベント当日のサークル側準備

印刷所のバックアップサービスであるイベント直搬入サービスを利用したため、搬入作業が無くとても楽でした。

しかしその反面、実物を自分の目で確認できるのが当日になってしまうため正直かなり不安でした…。 自スペースに到着すると既に本が置かれており、初めて本と対面したのですが、印刷物に問題もなく何よりも我が子にようやく会えた感動で不安が一気に吹き飛びました。 それから1時間ほどかけて、ブースの設営やオペレーション短縮のため物理本300冊にひたすらDLカードを挟み込む作業を行いました。

開場〜300部完売まで

サークルチェック数(被チェック数)が当日朝には400近くまで増加していたこともあり、開場から3時間たたずに物理本300部が完売してしまいました。 友人に売り子をお願いしていたため、無事にオペレーションを回すことが出来ましたが、他サークルの頒布物買い物やブースの情報ツイートや撮影などひとりだと確実に詰んでいました…。可能であれば、売り子は絶対にお願いしたほうが良いです。

完売以降は電子版ダウンロードカードの頒布を行ったのですが、せっかくの祭典なので全員に物理本をお渡ししたかったな…という気持ちが残りました。とはいえ初参加で右も左も分からない状況だと、部数的にはここあたりが限界だったようにも思います…。

(落ち着きのないサークル主に代わり冷静に仕事をこなす売り子氏)

さいごに宣伝

BOOTHでも販売開始しました。テーマ通りさくっと読める内容なので、気軽に読んで頂けたらと思います。

natsumican63.booth.pm

またサークル参加するぞ!!!!

おまけ

age++

仕事では相変わらずFlashで書かれたアプリケーションをWebSockethlsへリプレースしたり、今年に入って人が増えたのでレガシーな開発環境を開発しやすい環境(モダンな環境)へ整備したりしている。

組織に属して開発をやる以上、チームとして(今の|将来の)仲間が不幸になる事態はなるべく避けたいので、「プロダクトに必要なものを必要なぶんだけ。もし不十分になったときは、その環境を捨てやすいようなアーキテクト」を心がけた。

エンジニアとして「新しい技術を試したい」「置いてけぼりにされたくない」という気持ちは理解できるが、周りの人が幸せだと思っていない環境で、自分自身も幸せになれるとは思わないので、チーム開発におけるオーバーエンジニアリングはあまり好きじゃない。

 

26歳、この先のライフプランや働き方について考える機会が圧倒的に増えた。

これまで恵まれているとはいい難い人生だったが、上京してからは人や機会に恵まれた。

人と関わる恐怖心を和らげてくれた配偶者、友人。プログラマーの道へ導いてくれた人々、未経験の自分を温かく迎え入れてくれた1社目の会社。悪い縁もあれば良い縁もあるもので、恩返ししていきたい。

 

自分は中高不登校で学位どころかまともに教育を受けたことがない。ただ学ぶことそのものは大好きだったので、プログラミングや英語をはじめ基本的に独学で学んできた。今も何とかそれで生きている。

一方で問題にぶち当たり解決しようとうんうん唸ってる間に、10代の間たっぷり学んだ彼らがその問題をいとも簡単に解決するので、やるせない気持ちになる事は多い。さらに年々最新の技術を学ぶことに時間を費やしてきた若者たちが入ってくる。

最近は学び続けながらも、基本的に「経験」を以て立ち回らなければならない気がしている。

 

個人プロダクトをガンガンやっていきたい。好きなことでないとなかなか熱量を維持することが難しいので、旅のしおりアプリや麻雀スコア記録アプリとか趣味に関連するものを考えている。

 

幸福には相対的なものと絶対的なものが存在すると思っている。

相対的な幸福はお金や地位など「他人と比較して自分はどうなのか?」が気になってしまう。一時的に満足したとしても、不安や不満がなくなることはないし外的要因も大きい。

絶対的な幸福は趣味や大切な人たちと過ごしているときなど他人と比較する必要がない。前者もある程度は大事だが、永続性のある絶対的な幸せを大事に生きていたい。

そのために今どうするべきか考えている。

 

 

2017年の振り返りと2018年にやること

あけましておめでとうございます。 ざっくり去年の振り返りと今年の目標です。

どんな2017年だったか

転職しました。

サーバーサイドエンジニアとして働いていた受託開発会社を辞め、4月から動画ストリーミングサービスの会社にフロントエンドエンジニアとしてジョインしました。

そして、そのどったんばったんで、仕事以外全く身動きの取れない一年でした… 何故そのような事になったのか、今一度自戒の念を込めて振り返りたいと思います。

仕事で何をしていたのか

主にJavaScriptでガリガリWebアプリ実装してました。

具体的には、Flashで提供されている機能をHTML5に書き換えたり、UI/UXデザイン込みで新機能実装やったり、パフォーマンスチューニングや使用パッケージの整理、ビルド時間短縮など地ならし的なこともやりました。

そもそも自分が入社する前の半年間はフロントエンドエンジニアが不在だったりと、お世辞にも開発的に良い環境とはいえない状態でした…が、1年かけて多少は改善されたと思います。というかそうであってくれ!!!!

ちなみに一番堪えたのは、既に辞めた方の出した、半年〜1年放置されたPRをリファクタリングしてQA対応、リリースまで漕ぎ着けるという作業 × 2セット フロントエンドエンジニアが自分一人しかいないため、常にQA対応しならがら他の機能開発を繰り返していました…

結果かなり疲弊してしまい、仕事以外の時間は家族と過ごしたり音楽を聴いたり、メンタルリセットに費やすことになりました…

良かった点

  • 技術駆動ではなくプロダクト駆動での転職だったため、自分がやりたいこととプロダクトのビジョンがマッチしていた
  • 「もっとサービスを育てたい!」「より良くしたい!」「たくさんの人に使ってもらいたい!」と心の底から思いながら開発できた
  • 支えてくれる家族や気の置けない友人の有り難さを身にしみて感じた

悪かった点

  • そんなこんなで仕事はとても楽しかったが、夢中になりすぎた…
  • その結果、勉強やアウトプットが疎かになった
  • 麻雀打てなかった

2018年やること

  • サービスや音楽・アートなど、ジャンル問わず個人プロダクトやる(できれば音楽に関するサービスつくりたい)
  • 登壇や執筆など積極的にアウトプットやる
  • 麻雀打つ

昨年は、あくまで自分にとってプログラミングはプロダクトに必要な機能を実装するための手段だなぁと改めて実感した年でした。 とはいえ、WebRTCやWebAssemblyなど、Webは自分にとって常にワクワクの対象であり、2018年はそんな「ワクワク」をもっともっと追い求める年にしたいと思います。

React Advent Calendar 2016に投稿したら予想以上に伸びたので、理由を考察してみる。

昨日、React Advent Calendar 2016に参加するべく、社内ブログにて記事を投稿したところ、人生初ホットエントリー入り致しました♪٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

www.s-arcana.co.jp

まさかの650userオーバー…だと…

正直嬉しい気持ち半分「何故伸びたのか…?」という疑問がひたすら湧いたので、考察してみようと思います。

専門的ではない、体系的な話だったから

敷居が低く、多数にリーチしやすい内容となっていたのはもちろんのこと、最新のフロントエンド事情に関して体系的に述べている記事は意外と少なかった。 (自分がそうであったように)「何から学べば良いのかわからない」という人は多いのかもしれないと思いました。

また、フロントエンド周りの技術を学ぶにあたり、「それぞれのツールの役割」を知ることは特に重要だと感じています。

一通りのツールの役割を知ることにより、たとえ目新しく見えるツールが現れても「これは◯◯の代替品」(しかも大抵は便利になっている)という判別ができるようになるので、毎回そんなに大きなパラダイムシフトが置きているわけではないのだということが解ってきます。

個人的には、外側から眺めているときの印象よりも、だいぶ緩やかなイメージになりました。

学習順序に関しては、「わからん!」→「やっぱりこっちから学ぼう!」と自分で何度もツールを行き来して導き出した結果なので、それなりに合理的である…と思いたい…

フロントに興味のあるサーバーサイドエンジニアが増えてきたから

先日お邪魔したPHPカンファレンス2016では、満員で入場できない程フロントエンド系のセッションが盛り上がっていました。

とくにPHPは比較的Viewが身近な存在だと思うので、もしかしたら興味のある方も多いのかもしれません

また、これまでの「ちょっとしたDOM操作やってよ~~」的なノリでフロントを強いられているサーバーサイドエンジニアの方がいたりもするのかな…と思いました。

React/Redux流行ってるから

そのまま

そうは言っても、どうせ頑張って学んだところで枯れるんでしょ?という声について

フロントエンドはその名の通り、ユーザーが直接操作し、触れ合う箇所です。即ち、ユーザーの求める「体験」と密接に関係します。

時代によってユーザーの求める「体験」は変わっていきます。

映画も音楽もアニメもドラマも、そしてインターネットも。

時代の変遷、あるいはスマートフォン等のデバイスの台頭等、様々な要因によりユーザーの求める「体験」は少しずつ変化していきます。

それらと共に、フロントエンドの技術も変遷していくのではないかと考えます。

所感

今回React/Reduxについての記事を書かせて頂きましたが、これらは、あくまでUI/UXを向上させるためのツールに過ぎないと私は考えています。 かつてjQueryFlashがその役割を担っていたように。

そのプロダクトのためには何が必要なのか?

フロントエンドにせよサーバーサイドにせよ、手段と目的を履き違えず、たのしくモノづくりしたいな!とおもいます♪٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

おしまい